今回初めてですが、2回に分けてリーダーシップの本質についての考察をまとめてみます。
第一回は、メルマガのビジネス知識源(吉田氏)を参考にして、リーダーシップについての基本をなるべく簡単にまとめてみた。(1)クリエイティブなリーダーシップとチームワークの意味
①柔軟性を備えたリーダーシップ
・クリエイティブなリーダー(及び組織で)は、チームメンバーの潜在的能力を見ぬき、各人がもっと組織に貢献できるよう、そして最大限に組織に貢献できるような仕事の環境を作り出し、維持するよう努める人のことである。そして、リーダーはすべてのメンバーにとって、短期的にも、長期的にも、利益となるような目標をみんなで見つけ出し設定する。
リーダーとマネジャーの違いを考えると、リーダーとは、何が正しいかを価値判断できる人のことであり、マネジャーとは実行する方法を知っている人。
②ルール厳守ありきの管理型リーダーシップ
・クリエイティブでないリーダー(及び組織で)は、ワーカーの既に持っている能力を(細分化され、マニュアル化されたワークとして)利用し、各ワーカーには部分の作業者として、部分の作業の効率と完全化を追求させ、他のワーカーの領域を犯させず、ワーカーに部分作業者としてのポジションを守らせ、全体組織を維持させる。
そして、このようなクリエイティブでない環境のもとでは、マネジャーは、部分作業者に対して、短期的・長期的な上からの目標を与え、組織全体との関連がわからないように個別作業を命令することになる。
・このように、組織全体が細分化され、マニュアル化されたとき、組織は環境変化への適応力を喪失する。官僚の大組織を含めて、日本の大組織の自己崩壊は、このことが原因で起こっている。この不況時に守りに入る経営は、守りの細分化した経営手法で良いだろう。ただ、更なる成長を描くのであれば、ピラミッド型大組織でなく、小型でクリエイティブな組織間コミュニケーションを重要視した組織が必須とされる時代になる。
**リーダーの能力で最重要なものは、組織(スタッフ)を成功へ導くことの出来る人であり、ただ、それを実現できる人は今の組織の中にはそれほど多くはいない。環境の変化に対して柔軟性を持ちながら、的確な判断を常に下す努力をし、かつスタッフの適正をも考えて組織を運営・構成することができるリーダー。リーダーとして、そのレベルに到達するには、人よりも多くの経験を積み、色々な知識を必要とする。常に努力する事を心がける人材であることが必要か。
上に行けば行くほど努力をしない、そんな会社も大企業には、たまに見ることができる。
そんな会社のリーダーこそ、再度、自分の経営手法・リーダーシップについて、自分で見直すことが重要である。社内に目を向けていても、自分の本当の姿はなかなか見えない。良きアドバイザーが外部にいてこそ、真の自分の姿に気づかされ、それが刺激となり、カイゼンへの道が見えてくるはず。
どんどん外に出て、同じ業界交流、異業種交流。軽い気持ちで、’’帰りに軽く食事でも行きませんか?’’って言えば輪は広がります。まず、明日の営業の帰りにSさんに声かけよう。即日、輪を広げる努力をしてください。みんなあなたと話したがっていますから。
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