今週の日経ネットにも、EEタイムズでも、2010年の展望を予測していた。
日経は、TOP10形式で公表していた。
TOP1は、クラウド、2番は高度な解析ツール、3番はクライアントコンピューティング。
その後は、ITグリーン化、データセンター、ソーシャルコンピューティング、アクティビティモニタリング、Flashメモリ、バーチャライゼーション、モバイルアプリと続く。
EEタイムスでも、目を引いたのは、LED市場の拡大と車載用デバイスの拡大くらいであった。
ハード(特に部品系)は、全く面白味がなさそうだ。全くさびしいもんだ。
確かに同じ様な状況は過去にもあった。
87年-90年にかけての日本の半導体メーカの最盛期に似たようなつまらなさを感じた。
ただ、今回は前回よりもひどいし、この状況が長引く気がして仕方がない。
90年以前の日本の半導体業界の状況は、外国系メーカから買う物など無いという雰囲気だった。
日本の半導体メーカの独断上で、彼らはどんどん設備投資を進め、新製品の開発に力を入れていた。
市場としては、全く健全な状態で、ただ、あまりにも日本のメーカが強すぎる事によるビジネスのつまらなさを感じていた。
今回は、日系・外国系どちらも苦戦しており、次のキラーアプリがなかなか見えない。iPhoneくらいしか元気なアプリが見えてこない。かなりの重症かもしれない。
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