先日、総合商社のM社とブレストしました。
・M社さんとは、シリコンバレー関連でずっと情報交換を続けています。
・彼らは、2006年頃より、半導体ビジネスの将来性・会社のビジネスモデルとの齟齬に大きな危機感を抱いていたようです。
彼らの検討した結果は、
・半導体事業は、事業としては職人的な営業資質の積み重ねに基づくものが基本のビジネス。
・中小の商社が乱立しておりパイの奪い合いに近い状況。
・技術商社やフレキシブルな機能性を兼ね備えても結果(最終利益)にそれほどの大差はない。
・投資から来るメリットと商社の実務を結ぶ上で、これからは、ビジネスの旨みや相乗効果が期待できない。
ということで、やっぱり、厳しい現実を突きつけられました。
どうも、半導体商社のビジネスの将来性は大きな??マークが着くようです。
では、今後の半導体商社の事業をどうみるか?
その点を2人でブレストしながら、意見をまとめてみました。
・今後、売り上げは現状維持もしくは下降する。いかにコストを下げて対応するかという方向に走る。衰退産業の宿命。
・衰退産業と考えると、中小の商社が多い現状から、さらなる生存競争が始まる。というか既に始まっている。
・いかに最後まで残るかを考えるのが鍵。生き残る上では、吸収合併を重ねながら大きな会社になっていく事になるだろう。
・必要な会社と必要のない会社をきっちり経営としてリストアップすべき。その際はメーカ戦略が重要。
・時期を見極める事が重要。色々な会社が協業したいというアプローチしてくるスキームを作る。
・最終的に、メガディスティ的な大きな会社になって利益率も下げ止まる。そこで成熟産業としての旨みが享受できる。
・拡大戦略をとる上での重要な拠点として、まずは中国を制覇することが最重要。
個人的には、今までは楽しかった。でも、これからも頑張らなければです。
牧港ひまわり保育園
7 時間前